スマートフォンやタブレットが欠かせない現代。
その相棒としてモバイルバッテリーを持ち歩く人も多いと思います。
大容量の物から小型化された物まで様々なモバイルバッテリーが発売され、外出時でもスマホの充電を気にすることなくゲームや動画を楽しむことが出来るようになりました。
そんな便利なモバイルバッテリーですがここ数年、発火事故や発煙などの事故が多発しているのをご存知でしょうか。
この記事ではその事故にあわないように買ってはいけなモバイルバッテリーの特徴や事故の原因ついて書いていきます。
モバイルバッテリーの事故で1番多いのは?
モバイルバッテリーの事故で1番事故件数が多いのが発火、発煙、過熱となっています。
そして、平成25年には3件しかなかったモバイルバッテリーの事故が平成30年には76件となっているんです。
私自身、モバイルバッテリーを持ち歩く機会が多く、先月まで使っていたモバイルバッテリーが気がついたら膨張していたんです。
幸い発火や発煙などの事故は起きなかったものの、そのまま使い続けていたら事故に繋がっていたかもしれません。
モバイルバッテリーなぜ、事故が起きるのか
上記でもお伝えしたように1番多い事故が発火、発煙、過熱となっています。
では、何が原因でこの事故が起きてしまうのかを解説していきます。
発火、発煙の原因
事故の原因は製品自体にもありますがユーザーの扱い方でもあります。
モバイルバッテリーは精密機器です。
なので、落下の衝撃やバッグの中で荷物に潰され圧力がかかった時、熱い車内で放置してしまった
こういう場合に発火、発煙の事故は起こりやすくなります。
モバイルバッテリーは身近なものになった今だからこそ再度、扱い方には意識し、少しでも事故の確率を減らしましょう。
モバイルバッテリーに違和感を感じたら
内臓バッテリーの膨張、変色、異臭やなんかいつもより熱いななどの違和感を感じたら使用するのはやめましょう。
そのまま使用しているとちょっとした衝撃や圧力などで発火や発煙の事故に繋がる可能性があります。
モバイルバッテリーのやってはいけない捨て方
上記でも記載した通りモバイルバッテリーは衝撃や圧力などで発火、発煙する恐れがあります。
なので、誤って可燃ゴミで出してしまった場合、ゴミ収集車の中で押し潰され発火してしまう可能性があります。
実際に可燃ゴミでモバイルバッテリーを出していまいゴミ収集車が燃えるなんて事故もあったので間違っても可燃ゴミでは出してはいけません。
モバイルバッテリーの正しい捨て方
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されていますので小型二次電池に分類されます。
なので、資源有効利用促進法の対象となっているのでリサイクルBOXを置いているスーパーや家電量販店へ持っていくことが1番簡単な処分方法と言えます。
安全なモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーなんてぶっちゃけどれ買っても一緒でしょ!
安いのでいいよー
お金もあまりかけたくないし!
私も色々調べて購入する前は太郎くんと同じことを思っていました。
モバイルバッテリーにお金をかけたくないと。
安くていいと。
思っていました。
でも、その考え方だけだと危険です。
なにが危険なのか説明します!
モバイルバッテリーの危険な選び方
色々なメーカーがモバイルバッテリーを販売していますが安い物を選ぶのではなくきちんとPSEマークのついている物を選びましょう。
PSEマークとは電気用品安全法に基づく表示のことです。
簡単に言うと国がこの製品は安全ですよと認めた物にのみ付いているマークです。
このマークがついていないと販売ができないので基本的に大手ショッピングサイトなどに出ているモバイルバッテリーは安全だと言えます。
しかし、付いていない製品も販売されている可能性がありますので購入時にはきちんと確認しましょう!
事故に繋がる恐れがあります。
安物モバイルバッテリーがなぜ危険なのか
安価な製品の場合、表の機能面などにはコストをかけますが安全面についてはそこまで配慮していない可能性があります。
起こるか分からない事故に関してはそこまでコストをかけていないので安価な製品を作ることができます。
安全面に配慮して作られているモバイルバッテリーは電池が熱くなるとスマホへの充電供給を自動で止めてくれたり、流す電流を小さくしてくれたりします。
安価の製品ですとこういった保護回路が実装されていない可能性があるので発火や発煙、過熱などの事故のリスクが高まります。
モバイルバッテリーの正しい選び方
まずはきちんとPSEマークの付いている物を選びましょう。
そして、リコール対象製品ではないかを確認しましょう。
リコール情報は消費者庁リコール情報サイトで公開されていますので簡単に見ることができます。
https://www.caa.go.jp/←消費者庁リコール情報です。
リコールの対象となっている製品はなんらかの不具合があり事故が起きる危険性がありますので注意が必要です。
大手メーカーの物を選ぶ
Anker、cheero、RAVPower、BUFFALO、ELECOMなどから販売されているモバイルバッテリーは品質や性能も優秀ながら値段も高くないのでオススメです!
特にAnkerは最大で24ヶ月の製品保証がついているので長く安心して使うことができます!
最後に
・モバイルバッテリーに違和感を感じたら使用をやめる
・購入する際は大手メーカーから出ている物を選ぶ
・PSEマークのついている物を選ぶ
・リコール情報を見てみる
以上のことを意識しモバイルバッテリーの購入を考えていただけたら幸いです!
最後まで見ていただきありがとうございました!
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