急速充電器とはその名の通り短時間でお使いのスマホをより早い時間で効率よく充電可能とした充電器のことです。
上の一文だけを読むと凄く便利じゃん!と思うかもしれませんがよく分からないまま購入し使ってみたら端末が壊れてしまったなんてケースもあります。
なのでこの記事では急速充電器の選び方とその危険性について触れていきたいと思います!
1.急速充電とは
上の文でも軽く触れていますが短時間でスマホの充電をしてくれる充電器です。
そのままじゃん!
もうちょっと詳しく説明してよ!
そうですね(笑)
では、少し詳しく説明していきます!
急速充電とはスマホに供給する電力を多く流してあげる事で短時間で効率的な充電を可能とした技術です!
お使いのスマホにもよりますが急速充電した場合の充電時間は通常の1/2から1/4といわれています。
1-2 急速充電のデメリットと危険性
スマホで使われているバッテリーやモバイルバッテリーにはリチウムイオン電池というのが基本的に使われています。
このリチウムイオン電池は化学変化を起こしやすく質の悪いケーブルやスマホ本体が劣化している場合は安定した電力供給ができず発熱や発火の原因となります。
効率よく安全に使うには電力量をコントロールしなくてはなりません。
そして、充電満タンのまま長期間放置しておくと徐々に劣化していきます。
なので、もしも長期間使わず放置しておく場合はバッテリー残量を半分くらいにしておく必要があります。
ただ、今のスマホやモバイルバッテリーにはパワーマネージメント機能や放電、発熱などを抑えてくれる機能がついているのでそこまで心配することはないでしょう。
また、劣化によってリチウムイオン電池が膨張することもあり、そこに強い衝撃が加わると爆発や発火の恐れもあるので使用せずお近くの家電量販店などに持っていきましょう。
間違っても可燃ゴミで出さないでください。
1-3 急速充電のメリット
デメリットだけじゃなくて
メリットも教えてよ!
分かりました!
では、メリットの部分も説明します!
急速充電のメリットはズバリ!
短時間での充電を可能としたところです!
端末にもよりますがおよそ1時間で約80%の充電が可能です。
時間があまりない時や緊急時など急速充電できると便利ですよね!
電力の供給を多くするには電圧か電流のどちらか、またはどちらも増やす必要があります。
今では100wまで供給できる製品もあるのでより効率よく充電が出来るようになってます。
急速充電器の選び方
一概に急速充電と言ってもUSB PD【Power Delivery】やメーカー独自の規格のものが存在します。
USB PD【Power Delivery】とは?
最大で100Wまでの急速充電が可能なPD【Power Delivery】充電器、デバイス、ケーブル全てが対応していないと利用する事ができません。
なので、今発売されているデバイス本体は殆どPDに対応していますが充電器、ケーブルが対応していないと買い直さなければいけないので少々コストはかかってきます。
※iOSに関してはケーブルがApple純正かMFi認証を受けたものしか使えないので注意が必要です。
Type-CとUSB PD【Power Delivery】の違いは?
USB Type-Cは5V×3A=15Wで充電できるのが標準の規格となっていますが
USB PDは20V×5A=100Wとなっている為Type-Cよりも早く充電することが可能となっています。
PowerIQ急速充電規格
PowerIQはモバイルバッテリーや充電器などで有名なAnker独自の充電技術です。
2020年現在ではPowerIQ3.0まで発売されており標準規格USB PD【Power Delivery】との互換性を実現し最大100Wまでの急速充電を可能としています。
PowerIQはデバイス側の規格は関係なく充電器を接続すればそのデバイスにあった最適の電力を供給してくれデバイスに負担が少なく急速充電をしてくれます。
Quick Chargeとは?
スマホのCPUなどを開発している米国QUALCOMM社が出しているのがこのQuick Chargeです。
2020年現在はVer4まで出ています。
このQuick Chargを使用するにはデバイス側が対応している事が条件となります。
しかし、Androidのデバイスでクアルコム社のCPUが使われていれば使用する事ができます。
最新のVer4ではUSB PD【Power Delivery】と互換性がありますがVer3以前では3.0対応のデバイスには対応しない為、通常充電となります。
最後に
一概に急速充電といっても様々な種類がありご自身の使っているデバイスにあった物を選んで使って頂けたら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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